【2026年最新】iCloud・OneDrive・pCloudを比較|10年単位で見る選び方
iCloudやOneDriveは、iPhoneやWindowsを使い始めた時点で自然に選びやすいクラウドである。便利である一方、毎月の料金を長期間払い続けることまで意識して選んでいる人は少ない。
この記事では、iCloud・OneDrive・pCloudを「機能の勝ち負け」ではなく、OSとの距離、10年コスト、保管するデータの役割で比較する。
先に結論:便利と最適は同じではない
- iPhone・iPad・Mac中心なら、iCloudは最も自然な選択肢である。
- WindowsとWord・Excelを仕事で使うなら、OneDriveとMicrosoft 365は強い。
- 写真や動画を長く保管し、月額課金を減らしたいなら、買い切り型のpCloudが比較対象になる。
全部を一つにまとめる必要はない。純正クラウドを日常用に残し、長期保管だけをpCloudへ分ける方法も現実的である。
3社の最大の違いはOSとの距離である
iCloudはApple製品の一部として動く
iCloudはApple IDと結びつき、写真、端末バックアップ、メモ、ファイルをiPhone・iPad・Mac間で自然に同期する。設定を深く意識しなくても使えることが最大の強みである。
OneDriveはWindowsとOfficeの仕事環境に強い
OneDriveはMicrosoftアカウント、Windows、Word、Excel、PowerPointと連携する。Microsoft 365 Personalには1TBのOneDriveが含まれるため、Officeを使う人はストレージ単体の価格だけで判断すべきではない。
pCloudは特定のOSに属さない
pCloudはWindows、macOS、Linux、iOS、Androidに対応する。iPhoneとの統合ではiCloud、Office連携ではOneDriveに及ばないが、特定OSに依存せず、買い切り型で長期保管できることが特徴である。
ガザコの本音
iCloudとOneDriveをやめろという話ではない。Apple製品中心ならiCloudは便利であり、仕事でOfficeを使うならMicrosoft 365は強い。問題は、気づいたら払っている状態のまま10年経つことである。
2026年7月時点の容量と料金を比較
| サービス | 無料容量 | 代表的な有料プラン | 課金形態 |
|---|---|---|---|
| iCloud | 5GB | 200GB 月450円、2TB 月1,500円 | 月額 |
| OneDrive | 5GB | Basic 100GB 年2,440円、Microsoft 365 Personal 1TB 年21,300円 | 月額・年額 |
| pCloud | 最大10GB | 2TB Lifetime 399ドル | 年額・買い切り |
価格の確認先:Apple iCloud+、Microsoft OneDrive、pCloud公式料金。
料金は2026年7月13日に確認した。pCloudはドル建てであり、決済時の為替や税により日本円の支払額が変わる。
10年単位で見ると選び方が変わる
月額料金は小さく見えるが、10年間では大きな固定費になる。現在の公表価格を単純計算すると、次の金額になる。
| プラン | 10年の支払額 | 注意点 |
|---|---|---|
| iCloud+ 200GB | 54,000円 | Apple製品との統合を含む |
| iCloud+ 2TB | 180,000円 | 家族共有にも対応 |
| Microsoft 365 Personal | 213,000円 | 1TBとOfficeアプリを含む |
| pCloud 2TB Lifetime | 399ドル、約65,000円 | 1ドル約162円で試算。為替で変動 |
Microsoft 365はOfficeアプリを含むため、クラウド代だけとして比較するのは不公平である。pCloudも、サービスの継続性や将来の仕様変更が完全に保証されるわけではない。重要なのは、同じ用途の商品として乱暴に比べないことである。
利用環境別の現実的な選び方
iPhoneとMac中心の人
写真同期と端末バックアップはiCloudに任せ、容量を圧迫している過去の写真や動画をpCloudへ分ける。iCloudを完全に置き換えず、役割を分離する方法である。
WindowsとOffice中心の人
進行中の仕事ファイルはOneDriveに置き、終了案件や長期保存データをpCloudへ移す。Microsoft 365の価値を維持したまま、1TBの圧迫を減らせる。
複数OSをまたぐ人
pCloudを共通の保管庫にし、iCloudやOneDriveは純正機能と無料枠を中心に使う。OSを乗り換えたときも、長期データの置き場所を変えずに済む。
純正クラウドをやめにくいのは自然である
最初から有効になっている設定をそのまま使うデフォルト効果、移行でデータを失う不安、これまで払った料金を無駄にしたくない感覚が、見直しを難しくする。これは利用者の意志が弱いからではない。
解決策は、一度に全部移すことではない。pCloudの無料枠を作り、古い写真や終了案件を1フォルダだけコピーする。元データをすぐ削除せず、両方から開けることを確認してから次へ進めればよい。
まず無料で試す
pCloudは無料アカウントで最大10GBまで利用できる。ガザコ経由で無料登録した人には、最初の設定で迷わないための使い方・設定ガイドを用意している。
比較記事3本柱
- Google OneとpCloudを比較する
- iCloud・OneDriveとpCloudを比較する(この記事)
- DropboxとpCloudを比較する
- 主要クラウド5サービスをまとめて比較する
セールを待たず日本円で購入したい人へ
pCloud公式購入と、六本松商事による日本円・国内販売は、価格、決済通貨、サポート範囲が異なる。どちらが適しているかを先に比較してから選んでほしい。
公開・更新日:2026年7月13日。料金、容量、機能、為替は変更される場合がある。契約前に各公式ページの最新情報を確認し、重要データの管理や法務・相続に関わる判断は必要に応じて専門家へ相談してほしい。
次にやること
pCloudを検討中なら、概要を確認してから無料登録特典、購入方法の比較の順に進むと迷いにくくなります。


