お盆時期!家族親戚集まって過ごしています。ノートパソコン開いてブログ記事を書いているところですが、親戚の小さい子からは「ガザ姉ちゃんお仕事してるの〜?」と覗き込んできます、いえいえ、とんでもございませんよ(笑)
前回書いた「なんでも最安値で出品していませんか?〜」の記事が思いのほかアクセス数が伸びたのですが、その時書いたように今回は転売屋さんに関する記事です。
目次:
転売屋さん、というビジフォン戦士
皆さんもビジフォンに張り付いていたら、一部の物を多く買い占めて言い値で売っている人、自分から買ったものを更に高い値段で出品している人、を見たり聞いたりしたことがあるでしょう。
そう、現実でも妖怪ウォッチブームなどで出てくる転売屋さんと同じような現象がPSO2の世界でも垣間見えるようです。
転売という行為そのものに関しては現実の世界で大変多く記事にされている方がいます。「転売屋について元ショップ店員の思うこと」などの記事は企業事情やたまごっちブームからの歴史も含めて上手にまとまっていて、あたしが思っていることも含め分かりやすく書かれており大変参考になります。
この記事では現実の問題にも少し触れていきながら、PSO2の世界の転売屋さんをメインに取り扱っていきます。
転売行為はなぜ悪と言われるか
人々が問題にする時というのは「自分が欲しい」と思って調べた商品が特定の人だけからとんでもない値段で出されている状況を目の当たりにして、はじめて顕在化します。
人気ロビアクなどは時に3000万メセタかそれ以上必要な時もあり、とてもロビアク一つにこんな予算を捻出しようとは思わない人が大半かと思います。流通状況を観察している人は「誰かが買い占めている」という事実に気がつくはずです。
多くの人が出すことで一定相場になっていた商品を買い占めて、自分の決めた値段で売る。。。
現実世界では、需要(買われる数)と供給(売られる数)、そして価格までコントロールできる状態を作るのは、これは独占禁止法にあたる、なんて言葉をよく聞きますよね。
そういった行為は市場のバランスを崩して多くの人が迷惑を被るからやめましょうね、というわけです。
もちろんPSO2の世界では独占禁止法なんてありません、取引が成立すれば、過程はどうあれ双方の合意があっての取引なんだから文句はないでしょ、になります。これは確かにその通りなんです。
ここで問題になるのは、本来欲しい人に手の届かない値段になってしまう、流通量と値段、利益を特定の人物にコントロールされてしまう、点にあります。
プレイヤーが人間だからこそ「誠意と真摯さ」がこのゲームにも必要なハズ。これらの問題で転売を行う人は批判され、メタメタに言われているわけです。
誤解してはいけない「非転売行為」
自分の出品物を買ってくれた人が、後になって出品物をより高い値段で売りに出してた、なんて状況を経験された方もいるでしょう。
しかしそれをすぐに転売行為だとして「転売ごくろうさまです^^」なんて皮肉とも取れる行動をwisやgjで取ってはいけません。
(フレさんが一度素材を購入した時に、そんなgjが来たことがあったそうです)
あとになってから「使う必要がなくなってしまった、損をしたくないしまた売りに出そう」ということは現実でもよくあることです。これらを再出品すること自体には、上記のように問題した「本来批判されている転売行為」とは異なるので該当しません。
スロットのついた武器防具は特に転売の難しい出品物です。そしてビジフォンとドゥドゥモニカの間を往復するのがめんどくさくて多めにソール付き多スロ素材を購入する人も多いのではないでしょうか。
自分の出した出品価格には責任を
これはとても大事なことです。
ちなみに自分で相場の判断をして価格を決定して出品した場合、その価格は「あなたの任意の判断」によるものであるため、転売屋から買われたとしても批判する類いではありません。
大変残念なことですが、仮に自分が出品価格を間違えてしまったとして、それが買われて転売されたとしても、それを批判するのは実は大きな間違いなのです。
現実でも何万円というものをクリック一つで売りに出し、買うことができる時代です。今では改善されましたが、2005年12月8日、ジェイコム1円61万株大量誤発注騒動、なんてのもありました。
(大学で経営情報や金融の講義にも取り扱われている事件です、大学生アークスは先生に質問してみよう!)
「画面のユーザーインターフェースが悪い!改善しろ!」
なんて、矛先が運営に行く場合もあるのでしょうね(改善すること自体は良いと思いますが)。しかし、本当に出品してよろしいですか?○○○メセタ、と表示されて確認ボタンまで用意されている今の仕様で、価格の設定ミスをインターフェースのせいにするのは難しいのが現状です。
自分がこの出品物をこのくらいのメセタに変えたい、と思って出すわけですから、それが転売目的だとしても、購入してくれた相手を「顧客」と認識して感謝しなければならない、というのがサプライヤーとしての務めではないでしょうか。
自分の出した価格には責任を持ってビジフォン前に立つ。これが大前提です。
「転売屋が買うならもっと後で出品すればよかった!」
「もっと高い値段にすればよかった!」
と言ってるようでは株取引をはじめたばかりの初心者みたい、と思われてしまいますからね。
転売屋の批判すべき行為は「市場価格のコントロールと流通量操作の(一部の)独占」「本来欲しいひとに商品が行き渡らない」などにあり、八つ当たりで批判しても誰も相手にしてくれない、ということを考えておかなければなりません。
「転売行為」はなくならない
金融、流通などの現実問題と大きく絡むこの問題。「たかがデータ」とはいえPSO2の世界でも転売はなくならないでしょう。もちろん、大規模な転売行為に運営側が何らかの対応をする可能性があることにも注目です。
(転売ユーザーのBANではなく、マイショップ仕様の変更で対応するんじゃないかと思うんですが・・・例:アクセやロビアクはキャラ人数分しかショップから購入できない、あとはスクラッチからのみ入手可能など)
そして、現時点ではPSO2の世界ではこれが違法ではない状態、という点にも注目です。
大規模な買い占め、長期間の寝かし、などでまったく物が流通しなくなるようでは運営にも動いてもらわなければならない問題ですが、小規模で
「最安値上位5番目まで買い占めて自分が最安値で出品してメセタ稼ごう」
なんてのは結構な人がやっているのでは・・・?
周囲に振り回されない知識と経験を
周りの誰かに騙されてしまう自分ではなく、確かな知識と蓄積する経験で、着実としたビジョンを持ち、周りに振り回されずにメセタを稼いでいける自分になれるよう、精進していきましょう!
転売屋にならなくとも、メセタを稼ぐ方法はたくさんあるんですからね!
★この記事を書いた人
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●大学卒業後、WEB会社就職、WEBデザイナー、社長秘書を通じて現在はWEB製作事業部にてWEBディレクターとして仕事中。他アフィリエイトなどのサイトを複数運営中、ガザっ娘の名前でフリーの仕事も請負中(主に個人依頼)。
●PSO2ゲームをしながらHacks系内容を中心にブログを日々更新しています。
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結局のところ、現実の転売と違って流通量はスクラッチが引かれた回数で増えるのと、売るためにはマイショップかトレードを使うしかなく、高額の商品がチケットのままでマイショップ転売されるほど運営のメセタの回収が多くなるから、運営が積極的にスクラッチ品や購入特典に直接出品や購入を制限することはないと思います。(いろいろ不公平が置きやすいイベント品に関しては今回に続いて、今後制限される可能性が大きいと思いますが)現状無課金プレイヤーで高値といってもどうしても欲しければ頑張ればスクラッチ販売期間中に手に入る範囲であり、高値になる=スクラッチの期待値が上がるから、そもそもPSO2における転売という行為自体は、批判される存在でもないんだよね。
ですね~!批判する方がいるのですがちょっと違うのでは?と思います。マイショップの仕様が今後どんな風に変わるのか楽しみです( +・`ω・´)b
転売も商売の一つだし独占禁止も何もスクラッチ回せば出るし欲しい人に出回らないも欲しいならスクラッチ回すかメセタ貯めて買えばいいしそもそも定価が存在しないのに高すぎるってのもおかしいかな
リアルでの他人への譲渡禁止とかなってる商品とかならともかくだけど
ちゃんもオーナー登録って仕様もあるし相場が上がればスクラッチ回してだせた人は嬉しいしpso2において転売はデメリットないよね
俺は一種類のアイテムを買い占めて
その時買った最安値の半額以下で大量出品
したことならある
バカ売れして面白かったよ
相場見ないで売る奴がアホなだけなんだよなぁ…
転売=悪というのがそもそも短絡的なんですけどね
転売は制限かかって欲しいですね、独占転売する方はオンラインで遊ぶゲームは一人だけのゲームじゃなく皆のゲームなんだということを一度捉え直してみると良いかもしれません。転売や独占をしてその人だけ楽しい世界になってしまうとそれを欲しくても買えない人からするとゲームをやめたくこともあるものです。そういうことが度重なることがあればオンラインゲームを盛り上げるユーザーもいつかいなくなるでしょうね。
ひとりひとりの意識ももちろん、たのしい仕組み作りを運営さんも構築していくわけですが、世の中の仕組みづくりと似ている所もあるようで、奥が深いですよね。