pCloud よくある質問まとめ一般編(FAQ)|無料版から安全性、容量変更、転送速度まで解説

こんにちは。
pCloudアンバサダーの ガザコ・ザ・オリジナル です。

この記事では、スイス発クラウドストレージサービス「pCloud」を利用する前や利用開始時に多く寄せられる「よくある質問(FAQ)」をまとめて解説します。
実際にユーザーから寄せられた疑問や、公式サポートでも重要とされているポイントを厳選して紹介していきます。

pCloudを初めて使う方はもちろん、既に使っている方にも役立つ内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。


1. pCloudは無料で使えますか?

はい。
pCloudには 10GBまで使える無料プラン があります。

pCloudは無料で使えますか
pCloudは無料で使えますか

新規登録後、簡単なチュートリアル(ファイルのアップロード・共有など)を行うことで最大容量まで開放されます。

注意点(無料プラン)

  • 12か月間アクセスがない場合、アカウント&データが削除対象
  • 長期保管が目的でフリー版利用の方は、ログインだけでも定期的に行うのがおすすめ

まずは無料版で使い勝手を試し、その後必要に応じて有料プランを検討すると安心です。有料買切りプランはこのような制限はありません。


2. pCloudのファイルは安全ですか?

pCloudは、スイス基準の高いセキュリティと、GDPR(EUの個人情報保護法)準拠の設計で運用されています。

pCloudは安全ですか、セキュリティ
pCloudは安全ですか、セキュリティ

セキュリティの特徴

  • 通信時は全て**暗号化(TLS/SSL)**で保護
  • ヨーロッパ基準のGDPRに準拠
  • データセンターはEU圏とアメリカのいずれかを選択可能

さらに、要望の多い「ゼロ知識暗号化」は pCloud Encryption(有料オプション) で利用できます。


3. マルチデバイスで使えますか?

はい。pCloudはほぼすべてのデバイスに対応しています。

対応デバイス

  • パソコン:Windows / Mac / Linux
  • スマホ:iOS / Android
  • タブレット:iPadOS / Android
  • ブラウザ版:Chrome / Safari / Edge など

補足

  • 接続台数は「最大5台推奨」と言われていますが、厳密な制限ではありません
  • iPhoneの場合は、カメラロールの自動バックアップ先としてpCloudを指定可能

複数の端末を使う方には非常に相性が良いクラウドです。


4. ストレージ容量を増やす方法は?

必要になったら 有料プラン で容量を拡張できます。

pCloudの日本円価格

有料プランの種類

  • 月額プラン
  • 年額プラン
  • 買い切り(Lifetime)プラン → 一番人気

Lifetimeプランは一度支払えば 最大99年間利用可能 で、長期的には最もコスパが良い選択です。


5. ファイル共有はできますか?

はい、もちろんできます。

共有機能の特徴

  • 共有リンクを発行して、相手に渡すだけ
  • アカウントを持っていない相手にも送れる
  • パスワード設定
  • 有効期限の設定
  • 閲覧のみ/編集可 の権限設定

大容量ファイルの共有が簡単なので、クリエイター・ビジネス用途でも使いやすい設計です。


6. 他のクラウドサービスからデータを移行できますか?

はい。pCloudには便利な クラウド連携機能 があります。

データを他のクラウドストレージサービスから移行できますか

移行に対応しているサービス(例):

  • Google Drive
  • Dropbox
  • OneDrive
  • Photos(旧Googleフォト)

アカウント連携を行うと、pCloud側から自動でデータ転送が可能です。
大量のデータをパソコン経由で手動移動する必要はありません。大量のデータの手動によるデータ移動ですと、エラーでコピーされていないこともあるのです。クラウド経由の方が個人的には安心ですね。


7. ライフタイムプランを追加購入すると容量はどうなりますか?

pCloudの容量は、追加購入した分が合計される方式です。

例:

  • 10GB(無料) → 500GBを購入 → 500GB
  • 500GB → 500GBを追加 → 合計 1TB
  • 500GB → 2TBを追加 → 合計 2.5TB

現在は最大 17.5TB まで拡張できると案内されています。

ライフタイムプランを追加購入すると容量はどうなりますか


8. データ転送速度が遅い気がします…

確かに、ユーザーからも「比較的遅く感じる」という声があります。

遅く感じる理由(公式の説明)

  • セキュリティ処理が重い
  • データセンターがEUとUSのため、距離的に遅延が起きやすい

体感的におすすめの使い方

  • 大容量のアップロードはまとめて行う
  • 夜間や作業時間外にアップロードを仕込んでおく
  • 他クラウド(Drive/Dropbox)→ pCloud のクラウド連携を使うと確実

クリエイター用途で「速度命」の人には不向きですが、
長期保存・バックアップ目的なら十分実用的 です。

pCloudデータ転送速度が遅い

9. データのアップロードに失敗することがあります

これは pCloud 初期ユーザーがよく経験する現象です。

pCloudデータのアップロードがうまくされていないことがあります

主な原因

  • 大量のファイルを一度にアップロード
  • 接続が不安定
  • ブラウザ版でアップロードし続ける場合のセッション切れ

対策

  • PCアプリ(pCloud Drive)でのアップロードを推奨
  • 一気に大量ではなく、フォルダ単位で小分けして行う
  • 他クラウドとの連携(バックアップ機能)を使うと確実かつ高速

特に、初期設定では「フォルダだけアップされて中身が空」になるケースが多かったため、初回の移行時は慎重に行うのがおすすめです。


10. FTP / SFTP には対応していますか?

いいえ、pCloudは FTP・SFTP には非対応 です。

用途がFTPベースのサイト管理やシステム連携の場合は別サービスを併用する必要があります。


11. pCloudが倒産したらデータはどうなるの?

多くの人が気にする点ですが、結論は以下のとおりです。

pCloudが途中で倒産したら、データを失うリスクがあるのでは

✔ pCloudは2013年創業、2020年に黒字化

長年安定して運営されており、ユーザー数も 全世界で2000万人以上、日本で約6万人 と発表されています。

✔ 公式回答

万が一サービス終了する場合、12か月間はサービスを継続する準備があり、データ移行の猶予期間が確保される方針です。

買い切りプランの性質上、ここは多く質問される点ですが、現時点では経営は健全と公表されています。

pCloudが途中で倒産したら、データを失うリスクがあるのでは2


まとめ:疑問を解消しつつ、まずは無料版で試してみよう

pCloudは、無料10GBから始められ、買い切りプランを選べば長期的にとてもコスパの高いクラウドストレージです。

今回のFAQで、初期ユーザーが感じやすい疑問点や、導入前に気になる点が一通りカバーできたと思います。

「まずは使ってみたい」という方は、無料登録がおすすめです。


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要点まとめ

  • pCloudは無料10GBから利用可能
  • セキュリティはGDPR準拠で強固
  • マルチデバイス・共有・バックアップなど基本機能が充実
  • 容量は追加購入で合算される(最大17.5TB)
  • 転送速度はやや遅いが、バックアップ利用なら問題なし
  • FTPは非対応
  • 運営は安定しており、万一の場合でも12か月の移行猶予あり

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